空気清浄って?
文字通り『空気をきれいにする』ことです。ただし、空気をきれいにすることにもいろいろあります。例えば、家の中に外気を取り入れるとき、埃や砂などがたくさん含まれた空気をそのまま取り入れるわけにはいきません。そこで取り入れのときにエアフィルターと呼ばれるもので空気をろ過し、埃や砂などを取り除いたきれいな状態にして家の中に送り込むのです。
反対に、工場内などで出た排気ガスは、そのまま外部に放出すると、大気汚染の原因となります。このようなところには集じん機を取り付け、排気ガス内の有害物質を除去してから排気します。
前者のように特定の空間を清潔に保つための空気清浄を『空調(空気調和)』、後者の特定の空間から出た汚染空気が大気中に広がるのを防ぐための空気清浄を『集じん』と呼んでいます。
エアフィルターって?
エアフィルターは、空気をろ過するために使用されます。ビル、デパート、地下鉄、工場、電力・化学プラントなど、様々なところで使われています。身近なところでは、家庭用のエアコンや空気清浄機、自動車などにも入っています。
エアフィルターは通常のチリや埃はもちろんのこと、人体に有害な化学物質や細菌類を除去したり、臭いの成分を除去したりする特殊なタイプのものもあります。
形状やろ過方式も箱型/円筒形/ロール状/パッド状、空気透過/化学吸着/電気吸着/遠心分離など、目的や用途によって様々なタイプがあります。
どうして使うの?
ある特定の空間(例えば家庭の部屋)内をきれいに保ったり、特定の機器(エンジン、発電設備)を保護したりするために使います。これにより、居住性を高めたり、機器の寿命を延ばしたり、メンテナンスがし易くなったりといったメリットがあります。
空調って?
空気の状態を快適に保ったり、必要とされる質の空気を作り出したりすることを言います。そのためには、温度、湿度、空気中に含まれる物質などのコントロールが必要です。
生活をする上で快適とされる温度は、夏は26℃前後、冬は22℃前後と言われています。
通常、湿度は相対湿度を言い、気温により反比例するため気温が高ければ湿度は低くなりますが一般に40~60%程度が快適と感じる湿度とされています。
また、温度・湿度が適正であっても、空気中にホルムアルデヒドのような有害物質や多量の粉じんが含まれていればそこは快適な空間とは言えません。これらを総合的に管理・調節するのが空調(設備)の役割なのです。
集じんって?
ある特定の場所から発生する粉じんその他有害物質を集め、空気中への飛散を防止することを言います。身近な生活環境保護だけでなく、広く地球環境保護まで幅広い観点で捉えられています。
例えば、工場の煙突から立ち上る黒い煙が最近ではほとんど見られなくなりましたが、これは集じん設備の普及により有害物質の除去が行われているためと言えます。

